エアブラシワークスAWシリーズはノズルを分解した場合、ノズルのセンターの調整が必要です。ここではノズルセンターツールを使用してノズルのセンター出しの方法を解説します。
ノズルのセンター出しはエアブラシメンテナンスAll-in-oneキットのノズルセンターツールを使用します。
こちらがメンテナンスキットのノズルセンターツールです。
ノズルセンターツールはノズルと本体の間にある溝に差し込みます。ツール自体がテーパー（斜めに傾斜）になっている為、差し込み具合で調整が出来ます。
エアブラシ本体をしっかりと持って、ツールを差し込みます。ツールの形状がテーパーになっていますので、差し込み具合によってノズルの位置が調整出来ます。
ツールを倒すとノズルの位置が動き過ぎてしまう事と、ノズルに干渉して損傷してしまう為、倒さずに差し込み具合で調整して下さい。
ノズルベースが分解出来る機種は本体に取り付けた状態でツールを使用して下さい。ノズルを痛める可能性があります。
ノズルベースが取外し出来る機種は、ノズルベースを外さずエアブラシ本体に取り付けた状態でツールを使用して下さい。ツールの力が入らずに調整が難しくなります。また持ち方が不安定な為ノズルが損傷します。
ノズルの位置はルーペで確認します。
ルーペを持っていなければスマホで撮影し、拡大すると確認が可能です。（スマホカメラのマクロ機能が必要です。）
ノズルの調整は正確な中心に調整するのは難しいので、中心から20%の範囲なら吹いた感じで問題ありません。
ノズルの締め具合の確認
ノズルのセンターが調整出来たら、ノズルの締め具合をチェックします。
希釈剤などを塗料カップに入れ、エアーだけ出してカップ内を確認します。
ノズルの締め具合が甘かった場合、ノズルからエアーが逆流して、カップ内にエアーが逆流します。その場合少しだけノズルを締め付けて下さい。
吹付テスト
吹付テストをします。
画像の様に細い線と正円が描ければエアブラシは正常です。
