エアブラシ4WAYジョイントバルブ AW-015 取扱説明書
エアブラシの配管を最大4分岐可能なジョイントバルブです。全個体出荷前にエアー漏れのテストを行なっておりますが、間違った使用方法によりエアー漏れが起こるお客様が一定数いらっしゃるので、正しい使用方法を解説致します。
各部名称
ユニオンナットにはスムーズに回転出来る様にテフロンパッキンが装着されています。
キャップや変換ジョイントは直管ネジとなりますので、ゴムパッキンで機密性をキープしています。
ネジサイズ
ニップルネジ G1/8 、ユニオンナット G1/4 、変換ジョイントG1/4 →G1/8
日本国内で流通しているエアブラシ製品のネジ口径は一般的にG1/8 、G1/4 の2種類です。
接続方法
一般的な接続方法として、コンプレッサーの付属のレギュレーターに接続します。接続ネジはユニオンナットとなっており、自由な角度に設定出来ます。
変換ジョイントの取外し
まず変換ジョイントを取外します。当社でエアー漏れのチェックをする際にレンチで締めてあり、手では外れませんので、モンキーなど工具を使用して緩めます。ユニオンナットが回転してしまうので、ナット部分を手で押さえて取外してください。
変換ジョイントの取付け
取付ける部分のネジがG1/8の場合、変換ジョイントを先に取付けます。変換ジョイントにはゴムパッキンが入っていますので、工具を使用せず手で締めれば十分な機密性をキープ出来ます。工具を使用して強く締めるとゴムパッキンが破損しますので、工具は使用しないでください。
テフロンパッキンの確認
ユニオンナットにテフロンパッキンが装着されているか確認します。
ユニオンナットの仮止め
テフロンパッキンがしっかりと入っていたら4WAYバルブ本体に付いているユニオンナットを仮止めします。
とりあえずは仮止めなので工具を使用せずに手で強く締める程度にします。変換ジョイントが一緒に回ってしまいますので、手で変換ジョイントを抑えながらユニオンナットを締付けます。
この部分は後程工具を使用して締付けますが、締め過ぎるとテフロンパッキンが潰れて破損しますので、絶対に強く締め付けないでください。
ホース、キャップ取付け
お好みの位置にホースとキャップを取付けます。ホースとキャップはゴムパッキンが入っていますので、工具を使用せずに手で締め付ければ十分機密性をキープ出来ます。
ユニオンナットの角度調整締付け
本製品はユニオンナットによってお好みな角度で調整出来ますので、角度が決まったらレンチで締付けます。締付ける際に変換ジョイント部分が一緒に回ってしまうので、レンチで固定して締めて下さい。この部分も強く締め過ぎるとテフロンパッキンが潰れて破損します。後程エアー漏れのチェックをしますので、とりあえずは軽く締めて下さい。
コンプレッサーの電源を入れエアー漏れをチェックします。エアーが漏れている箇所があったらネジを増し締めして下さい。
ユニオンナット部分は工具を使用して調整しながら少しづつ締めて下さい。エアーが漏れなくなったらOKです。
接続パターン
本製品は最大4分岐まで接続可能です。ホースの向きがそれぞれ違う構造になっておりますので、ホースが絡みづらくなっております。
オーソドックスな2分岐
4分岐
お勧め2分岐、ホースが絡みづらくなります。
クイックジョイントを使用すると、使用してないホースを外してキャップをする必要がなく便利です。
不具合などご不明な点などありましたら。エアブラシワークスサポートチームにお問い合わせください。